助産院で出産、病院との違いやメリット【両方で出産リアルな感想】

子育てのあれこれ
さ〜さ
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見ていただきましてありがとうございます。岡山県にて毎日子育てに奮闘中です。
子供は現在5歳(息子)・2歳(娘)の2人で猫を入れて5人家族です。
働きながら子育てについて気になったことオススメしたいことを書いてます。

現在2人のママで、2人目の出産、実は助産院を選びました。

1人目産婦人科の病院、2人目助産院で出産。

1人目と2人目を実際に全く違うところで産んだ私が、違いやよかった点など感じたままに伝えようと思います。

2人目に助産院を選んだ理由は、分娩台に抵抗があったことと、母乳育児を希望していて産後のケアの体制が整っていたことに魅力を感じたからです。

あと、上の子含め家族で誕生を迎えたいバースプランが1番叶えることができそうだったから選びました。

不安も多かった助産院での出産

まず最初に助産院での出産に決めた理由を書きましたが、やっぱり不安もたくさんありました。

デメリット

・助産院は医療行為ができない
・出産条件がある
・最後まで出産ができるかわからない

助産院での出産を検討していたとき、1番不安だったのはやっぱり医師がいなくて助産師さんだけという点でした。

もし分娩中異常があって、帝王切開になる場合は近くの提携病院に運ばれます。

医師はいないし、病院のような設備もないので医療行為とされる帝王切開はできないのです。

そして、医療行為ができないということは促進剤を打ったり、会陰切開もできません。

もちろん無痛分娩や吸引分娩もできません。

見学に行って色々質問していいよと言われたので、会陰切開せずに出産できるのか尋ねたところ

会陰切開ができないので、赤ちゃんの頭が大きくて難しい場合は…裂けると…しかも医療行為はできないので傷口を縫うこともできません。

1人目ガッツリ会陰切開をした私はビビりました(^ ^;)笑

でも、その助産院ではガッツリ裂ける人は少ないと言われました。

分娩の進み方も裂けないようにゆっくり進めていくし、事前にマッサージもしていくと…

マッサージ???(^ ^;)

色々疑問がよぎりながら最初の見学は終わりました。

出産できる条件ですが、「正常な妊婦・正常な新生児に限る」これは法律で決められているそうです。

代表例では逆子は産めません。

他にも、高齢出産や多胎の場合、帝王切開の経験がある方、子宮の異常や感染症などがある人も産めません。

本当に正常な妊婦・正常な新生児の場合しかできないのです。

これは出産ギリギリまでわからなくて、例えば血圧が基準値より高い場合なども出産ができなくなります。

その場合は提携の病院で出産になります。

助産院での出産を予定している場合は、最後まで本当にそこで産めるのか不安に感じながら過ごさなければならないのです。

魅力もいっぱい助産院

メリット

・産後ケアの充実
・アットホームな空間での出産
・出産に向けてのサポート体制

私が最初に助産院で産みたいと思ったきっかけは産後のケアです。

実は1人目母乳育児で大苦戦しました。

産後あたりまえに出ると思っていた母乳が退院まで全く出ませんでした。

出産後すぐに始まる赤ちゃんへの母乳の時間…毎回おっぱいを咥えさせた後に体重計に乗せても1gも増えませんでした。

隣で同じように母乳をあげているお母さんが〜g増えましたと報告しているのをずっと「いいなぁ」と心の中で毎日毎回思っていました。

出産後も全く母乳を飲めず、ついに母乳育児は諦めるしかないと思っていた時に母がダメもとで連れていってくれたのが母乳マッサージをしてくれる助産院でした。

なんとその後、全く出なかった母乳が、完全母乳までもっていけました。

産後すぐにケアできていればもっと早く完全母乳にできていたのでは…というところから2人目出産は助産院でと思っていました。

他にも、助産院ではファミリー入院ができて家族みんなで出産を迎えることができるのも大きなポイントでした。

さらに、デメリットであげた出産できる条件を満たすように妊娠中の体調管理や出産に向けてなど食事や生活習慣の指導から出産に向けてのサポートが手厚く受けられるのもメリットでした。

そしてあと個人的な理由なのですが…私は病院の分娩台がとてもイヤで(^ ^;)

分娩台の形が理想的な形なのはよくわかっているのですが、どうしても仰向けであの体勢が恥ずかしいのと、他の体勢にできない自由がきかない感じがどうしても苦手で…

助産院の自分が好きな体勢というのにとても興味が湧きました。

助産院での出産、コロナウイルス大流行

助産院での出産は家族で迎えて、へその緒を息子と夫に切ってもらおうと色々バースプランを考えていました。

2人目を出産したのは2020年5月…実はコロナウイルスが流行り始めて、緊急事態宣言に最初になった頃でした。

寸前までファミリー入院ができていたのに予定日の2週間ほど前にできなくなりました。

そして予定日の1週間ほど前に立ち会いもNGに…

色々考えていたバースプランが全て出来なくなりました。

出産に1人で望まないといけないと思うと不安で悲しくてショックでした。

毎日落ちこんで出産に本当に望めるのだろうかと毎日沈んでいました。

凹んでいる私に、できるだけ一緒に家族と繋がりを持てるように助産院がWi-Fiを用意してくれ、急遽オンライン出産の用意をしてくれました。

陣痛が始まって

予定日を2日過ぎて、いよいよ陣痛が始まりました。

段々強まる陣痛にギリギリまで夫が一緒にいることを許してもらえました。

いよいよ陣痛が強くなってきた頃に夫とはバイバイ

いよいよ1人かぁ…とちょっと暗い気分になりましたが、その後必ず1人は助産師さんがついていてくれました。

ずっと、腰をさすってくれたり、これしてみる?体勢キツくない?など細かい要望に答えてくれて、全然不安になる時はありませんでした。

LINEのビデオ通話もずっと繋げていたので夫や息子の顔も見れました。

通話の画面の調節も助産師さんが時々してくれて、気にかけてくれました。

出産直前は助産師さんが3〜4人?程私のためにみんないてくれました。

不安や寂しさは全然なく出産まで迎えることができました。

すぐに赤ちゃんと対面…もう感動でした。

画面越しの夫や息子とも初めましてができました。

コロナの件でできなかったことも多かったですが、その他のカンガルーケアや胎盤の確認などしてみたいできることは全部叶えてもらいました。

気になる会陰ですが、全く裂けず!

少しスレたような感じになりましたが痛みも少なくその後の回復も早かったです。

産後ケア

助産院では出産後おっぱいを咥えさせました。

力強く吸う力を感じながら、どうせ出てないだろうなぁ〜と思いながらも赤ちゃんと会えた感動に浸っていました。

次の日から早速母乳マッサージを毎日してくれました。

1人目の時にマッサージ通いましたが、1回4000円ほどするので、これを毎日してもらえるのはありがたい。

母乳の指導もその都度してくれます。

基本、母子同室ですが身体を休めることも大事という方針だったので、基本は赤ちゃんを別室で預かってくれました。

母乳の時間になると部屋に赤ちゃんを連れてきてくれて母乳を飲ませて搾乳して、また連れ帰ってくれるというような形をとってくれました。

深夜の母乳の時間も同じようにきてくれるので、寝過ごして忘れるということもありませんでした。

そんなこんなで、退院するまでに母乳の量も赤ちゃんが飲める量も基準の量に近いくらいになっていました。

出産後1〜2ヶ月で完全母乳になりました。

産後、1週間後に自宅へ出張マッサージもついていたので、産後の不安な点などの相談もできて、やっぱり手厚いなぁ〜と思いました。

相談すれば別料金にはなりますが、出張でマッサージをお願いすることもできますし、通えば自分のタイミングでマッサージを受けることももちろんできるので、産後の相談ケアをできるところが1つあるというのはとても心強いと思いました。

2人目助産院で出産してよかった

1人目を産婦人科の病院、2人目を助産院で産んだからこそ良さもわかったと思いました。

助産院で2人目産んだけど、1人目で助産院に出会っていたら産んだ?ってきかれたら、最初は安心できる産院を選んでいたかもしれません(もちろん助産院を選んでいる可能性もあります)

1人産んで最初の不安が少ないからこそ2人目を助産院でという答えになった気もします。

また、帝王切開や吸引分娩、無痛分娩で出産した友達も周りにはたくさんいるので、やはりみんながみんな助産院で産めるわけではないという前提がどうしてもあるので、一概に勧めるものではないのかなと思います。

でも、アットホームな感じや産後のケアが整っていることは間違いなかったかなと思うので、その点ではとてもお勧めです。

地域の助産院でも特徴がそれぞれ違うみたいなので、その助産院が希望の出産なのか、ケアの考え方など自分にあっているかを確かめる必要があると思います。

産後のケアが整っている産院があればそれも可だったかなと思います。

ただ、私が1人目を産んだ産院は産後のケアを積極的にしている病院ではなかった印象でした。

自分に合った産院で出産を

妊娠したら、自分に合っている産院を選ぼう!

出産より、その後の方が大事じゃない?

と思う方も多いですが、その子の出産は一生に1度だけなので、家族みんなでどんな出産がいいか考えるのも大事なことだと思います。

どんな出産がいいか色々な産院を見学して検討することをお勧めします。

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