すっかり秋めいてきました。
畑をしている父から渋柿をもらったので干し柿を作ってみました!
田舎あるあるかもしれませんが、秋から冬にかけて毎年日常的にぶら下がっていた干し柿…
食べることはあっても作るのを手伝ったことはありませんでした。
今年作ってみて、手伝ってもらえそうだったら来年は子供達にも手伝ってもらおう!!
そう思いながらコツコツと隙間時間で干し柿作り〜
もらった柿が大きかった!
もらった柿の品種は「蜂屋柿」はちやがきという柿で、手のひらくらいの大きさがありました。
大きい!!
初めて聞く品種の名前だったので少し調べたところ、岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られていた柿で、作られていた地域の名前をもらって蜂屋柿と呼ばれるようになった柿でした。
釣鐘状でやや先が尖った品種で、表面は熟れているものは濃いめのオレンジで中身も鮮やかなオレンジ色でとても美味しそうなのですが、この柿は渋柿なのでそのままでは食べれません。
渋抜きをして食べる方法もありましたが、干し柿にとても向いている品種で、干し柿専用の品種といってもいいほどだそうです。
「堂上蜂屋柿」として全国的にも有名だそうです。
あと、「あんぽ柿」に用いられているそう!
あんぽ柿は聞いたことある!
私も今回いただいた蜂屋柿は全て干し柿にしました。
干し柿の作り方
干し柿の簡単な作り方は知っていましたが初めて作ったので作り方とポイントをまとめておきます。
皮は最初包丁で剥いていましたが大きいのでなかなかはかどらず、後半は少し包丁で剥いてからピーラーでスルスル剥いていきました。
紐でくくって吊るすので、収穫の際にT字に枝を残して収穫します(ちゃんとT字に枝が残ってました)
去年T字に残ってなくて、吊るせずに困った記憶が…(^ ^;)
熱湯消毒をしたあとはあまり重ねたりすると潰れたり傷んだりするので、すぐ吊るします。
すぐ吊るせるように熱湯消毒をする前に紐でくくります。
熱湯消毒は5秒くらいで良いそうなのですが、私は10〜20秒はたっぷり沸かしたお湯につけました。
たぶん小さめの柿だったら5〜10秒くらいで大丈夫ではないかと思います。
軒下へ吊るす場所がなくて困った!
軒下へ吊るす…場所がない!!
私の家は築5年の某ハウスメーカーの家です。
軒先に吊るせる場所がないんです。
昔の家だったら、雨樋や軒下に引っ掛ける場所がありましたが、探しても吊るせる場所がありませんでした。
軒下フックをつけとけばよかった( ;∀;)
せっかく作ったのに吊るせる場所がなくては干し柿はできません。
干す場所のポイント
- 風通しが良い
- 乾燥している
- 日当たりが良い
- 雨に当たらない
風通しが良く日がほどよく当たる場所…
洗濯干場しか思い当たりません。
色々調べると、家の中でも乾燥する時期なので干し柿はできるそうなのですが、小さい子供が2人いるので触られたり途中で落とされたりもしたくないので、希望はやはり外に干したいと思っていました。
外に干す場合は注意点が1つあって、雨に当たるとカビてしまうので、雨に当たらない場所を考えないといけません。
もしくは、途中で雨が降っても家の中にすぐ移動できる場所…
考えた結果こうなりました。
子供用ハンガーで物干し竿に干す
ハンガーに吊るして外の物干し竿にかける(^ ^;)
そして、ちょうどいい物を発見!
某ベビーショップで服を買ったらついてくる子供用ハンガーです。
大人用ハンガーだと、洗濯物干しにかけた時揺れると壁に当たってしまうので、子供用の横幅の短いハンガーがピッタリでした。
雨が降っても、ちょっと手間ですが移動できるのも◎
そんなこんなで現在我が家の物干しを半分ほど占領している干し柿達(^ω^)
基本部屋干しなので外の物干しは元々あまり使わないのでそんなに困っていません。
出来上がりが楽しみです。
子供にお手伝いしてもらえる?
今回作ってみて、どこかお手伝いしてもらえる工程はないかな?と考えましたが、5歳2歳の子供にはちょっと難しい工程ばかり…
5歳の息子に皮剥きくらい手伝ってもらえそうかな?と考えましたが、柿の皮は意外と硬く、しかも外側はツルツルしているので滑りやすく難しいと思いました。
※今回の柿は普通のものより大きめなのでさらに子供には難しいです。
消毒の作業も熱湯にくぐらすのはちょっと危ないのでお手伝いはしてもらえそうにありません。
どちらもできれば子供に見つからない時にしたいなと思ったくらいです。
小学生中学年〜高学年あたりになれば注意しながら一緒にできるかなと思いました。
大きくなったら一緒に作って楽しめたらいいな
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